ホロスコープがあたらない者になる
そのとき、現在理解されているようなホロスコープは無益で真実を示すものではなくなり、
役に立たないということが明らかになるであろう。
大衆の場合、人は自らの欲求体が作り上げた通りのものになる。しかし、後に 「人は自らが考える通りのものになる」のである。願望、欲望、気分、感情、切望を抱くアストラル 体が、その体を通って流れる引きつけるフォースを通して肉体を形作り、人を誤りなく自らの欲求の成就へと導く。
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もし感情性質の切望が、その対象において主として動物的であるならば、その人は強 い欲望を持ち、それらを満たす努力に人生を捧げるであろう。
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もしその切望が安楽と幸福を求めるものであるならば、その人は感覚的で、美を愛し、快楽を好む傾向があり、利己的な努力に実際完全に支配されることであろう。
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そして、良いもの、悪いもの、通常のものなど、あらゆる段階の欲求を経て、やがてアストラル・エネルギーを改めて集中し直し、違った方向に向ける方向転換が起こる。欲求が熱誠になるのである。
このようにして、誕生の車輪からの解放が起こり、人は再生誕を繰り返す必要性から解放される。そのとき、現在理解されているようなホロスコープは無益で真実を示すものではなくなり、役に立たないということが明らかになるであろう。
ホワイトマジック(上巻)
アリスベイリーの秘教占星学とは
「知恵の大師」と言われるジュワルクール大師とのメンタルテレパシーを1919年から30年間にわたって受け取り続け、18冊の秘教本を自身の名前で出版したのがアリスベイリー。常に「私は大師のタイピストでしかない」と表明して、神聖化されることを望まなかった。
秘教占星学を実際に伝えたジュワルクール大師は、1920年代ではチベットの僧院長でありながらも、占星学にも精通している叡智の保管者であった。より上位のイニシエートより頼まれ、アクエリアス時代の到来の準備の一環として「秘教占星学ーEsoteric Astrology」を「七つの光線の論文」の一つとして伝えた。
アリスベイリーは占星術の知識がなかったため、テレパシーによる執筆は、他の秘教本と比べて双方とも難しさを感じたようである。アリスベイリー没後は意思を引き継いだ秘教占星学徒たちが、研究のバトンをつないでいる。海外では秘教占星学と七つの光線の研究に心を開く占星術家たちが、日本よりも多く存在している。
*さらなる詳細はブログで書き綴ります。
このウェブは、2025年をこえてから、はじまる
アリスベイリーの秘教学に出逢ったのは、2014年。18巻ある秘教本のうちで、最初に手にしたのが「秘教占星学」でした。当時はアストラル体も、コーザル体も、初めてきく専門用語でチンプンカンプン。最初のページを開いたとき、本の深遠さに感動して深い絆のつながりを感じながらも、難解すぎて挫折。占星術家だったプライドは壊れました。
秘教占星学を理解するにはどうすればーという疑問を、アリスベイリー秘教学の教えを取りまとめているルーシストラスト本部に問合せました。彼らの答えは「アリスベイリーの秘教学は18巻で一冊の本。すべて読み終えるときに、理解できるかもしれません」
秘教本は「一年で一冊が読み解くペース」と言われるので、18年かかるプロセスと知って目の前が真っ暗になりましたが、それでも「秘教占星学に惹かれる心」は前進を望んでいたので、ルーシストラストの言葉に導かれ、秘教占星学をまずは封印。秘教占星学以外の本を読破する旅に出ました。ありがたくも当初の予定より早い2025年に、その道程もいったん完了、封印していた秘教占星学の本を再び開きました。
私に秘教占星学を紹介してくれた元協働者のMさん、この道を共に歩んだ秘教徒の仲間たち、海外の秘教エルダー、アリスベイリーの叡智を日本に届けてくれているAABライブラリーに心から感謝します。
2024年春分の日
一人の名もなき秘教徒
秘教占星学~ご挨拶
このウェブも、時間をかけてゆっくりと制作。アクセスするたびに変化があるかもしれません。それまでブログ中心で、秘教占星学の情報を発信します。
私が述べるいくつかのことは、インスピレーションを受けていな いアカデミックな占星家には、革命的であるとか、誤っているとか、あり得ないとか、立証不可能であるーと見なされるかもしれない。
しかしながら、占星学は多くの極めて明確な成功を収めてきたにも かかわらず、実際には思想と科学の世界ではまだ立証されていない。
直観的な占星学が、今日占星学と呼ばれているものにいずれは取って代わらなければならず、その結果として、星座と私たちの太陽系を関係づけ、黄道帯の性質へ と注意を向けさせ、現象的な世界と主観的な世界を支配し統御している基本的な相互関係に関する情報を人類に伝える古代の科学についての知識へと回帰させるであろう。
秘教占星学